その5 膀胱温存目指してセカンドオピニオン

実績高い! 膀胱癌と闘う

失意のまま帰宅した私は早速片っ端からネット検索、まず膀胱癌は5年生存率は意外と高く
ステージⅠ: 5年生存率 88% 癌が上皮のみに限局している早期の段階
ステージⅡ、Ⅲ : 5年生存率 45~59% 癌が膀胱の筋肉にまで達している段階
ステージⅣ : 5年生存率 19% 肺、肝臓などへの遠隔転移がある段階
各病院でのデータを見るとだいたいこのくらいの数字です。

私の場合レントゲン、CT検査などにより他臓器への転移は無く、リンパ節の腫れは見受けられるが浸潤(膀胱壁に出来た腫瘍の深さ)は比較的深くどうやらステージⅢ。
ということは、膀胱全摘出して5年生存率50%?この時点で相当陰鬱となりました。

膀胱壁内の癌再発は多く、そのため一般的な病院ではステージⅡ、Ⅲの場合は全摘出を選択されるようです。よって地元総合病院の女医さんの全摘出の選択は正しいことになるようですが、切り刻まれる側はたまったものじゃありません。それで5年生存率50%じゃさらにやってられません。

絶望なのかといえばそうでもないんです。実は「膀胱温存手術」ですぐ検索ヒットする病院があります。今後、良いことも悪いことも書くかもしれないのであえて病院名は大阪のO病院といたします。この病院のA教授は長年膀胱温存術を研究執刀しており、ステージⅡ、Ⅲまでであれば5年生存率を70~80%にする実績を誇っているとのこと。少しうさん臭くありますが誇大広告的ページを作るわけもないでしょうからとりあえず信用しましょう。

高速使って約2時間と少し遠いが行くしかないと腹をくくり地元の総合病院の女医さんに膀胱温存のためのセカンドオピニオンを受けると告げると「膀胱温存ですか?」と怪訝そうな返答をされてしまいました。O病院で治療を受け入れてもらえるか不安ですがいざ大阪へ。

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